2018年2月21日水曜日

認知症カフェ(市場カフェ)についてご報告。

今回は、第3回目認知症カフェの様子についてご紹介させて頂きたいと思います。

大和深見地域包括支援センターでは認知症カフェを『市場カフェ』として7月と11月に実施してきました。
市場カフェのコンセプトは
①「食」を通じて地域の誰もが気軽にYMCAに集える場を地域とともに作る。
②認知症や障がい者、子育て中の方等ご本人とご家族を中心に、専門職・ボランティア・地域の皆さんが“参加”し
一人ひとりにあった楽しみを見つけることが出来るような場を作る。
③認知症の方がそれぞれにあった活躍の場を作る。
という3つになります。
地域に開かれた場所になること、認知症の方だけではなく地域の誰もが集える場所となるようなカフェを目指し、このようなコンセプトになりました。


今回は、前回までと違い寒い時期なので、カフェをメインとし、今までが“参加”をメインとしていたのを、当事者・家族とボランティアさんとの“交流”をメインで行える内容にしました。

シフォンケーキと生クリーム、果物、チョコレート菓子などを自分で好きなように飾り付けしてもらいました。
また、飲み物はドリンクバーとして用意し、コーヒー、紅茶、カフェオレ、緑茶を選んで頂けるようにしました。


1時間という短い時間では有りましたが、大勢の方に来て頂き、皆さん賑やかに過ごして頂けました。
ケーキを作る時も皆さん楽しそうに、笑いながら飾り付けをしていました。
参加された方からは「楽しかった」「プログラムが分かりやすかった」等のご感想を頂きました。


今回は30名の当事者・ご家族・地域の方と、8名のボランティアの方が参加してくださいました。
今までと雰囲気や内容が違い、認知症の方やご家族の方とボランティアに来てくださった皆さんとゆっくり交流する事が出来ました。
また、ボランティアの皆さんには準備段階からカフェに関わってくださいました。

今年度の市場カフェは第3回にて終了となります。
次年度は計画を立てて準備会を行いながら、市場カフェを進めていく予定となります。
次年度もどうぞよろしくお願いいたします。

深見大和地域包括支援センター 新倉