2017年7月12日水曜日

大和YMCAライフサポートセンター七夕飾り

今日は、大和YMCAのデイサービス・グループホーム・事務所の合同で行われました活動の様子についてご紹介させて頂きたいと思います。
今回は、七夕飾りです。
YMCAが地域に開かれた場所になること、デイサービスやグループホームの利用者、来所される方に季節感を感じてもらうことを目的に笹飾りの短冊や飾り物などの準備をしていました。
短冊は利用者様だけではなく介護予防サポーター等、定期的に来所される方にも書いていただきました。

そもそも七夕とは
(1)もともと日本の神事であった「棚機(たなばた)」と
(2)おりひめとひこぼしの伝説と
(3)奈良時代に中国から伝来した「乞巧奠(きこうでん)」
この3つの行事が合わさったものだそうです。
棚機(たなばた)とは古い日本の禊ぎ(みそぎ)行事のことで、乞巧奠(きこうでん)とは中国の行事で7月7日に織女星にあやかってはた織りや裁縫が上達するようにとお祈りをする風習から生まれたものだそうです。

7月1日、近隣の方に許可をいただき竹を取らせていただきました。
当日昼には施設入り口すぐのところに取ってきた竹を置き、飾り付けを少しずつしていただきました。また、グループホームの3階・4階にもそれぞれ小さいですが竹と、飾り付けをしていただきました。それぞれの様子が以下の通りです。

【デイサービス】
デイサービスでは七夕に向けて利用者の皆様と短冊に願い事を書いたり、飾り作りをご一緒に行いました。
「もう願い事はないわ」と言われる方もいらっしゃいましたが、ご自分の願いよりご家族への願いを書かれる方が多くいらっしゃいました。
昼食には七夕に合わせて、ちらし寿司や星形のコロッケ、おやつにも星形のゼリーを準備致しました。
皆様喜んで頂き笑顔あふれる一日となりました。
皆様の願い事が叶いますようにお祈りしています!!
デイサービス 齋藤美香

【グループホーム】
みなさんに願い事を聞いてみると、自分や家族の健康祈願をする方が多くいらっしゃいました。
願い事の中には、美味しいものが食べたいというものも。やはり食事はどの世代でも楽しみなものですね。
飾りとのバランスを見ながら、うまく短冊を吊るしてくれました。
グループホーム 白井智浩

最初は寂しかった竹だけの状態から少しずつ飾りが増えていく中でとても素敵な七夕飾りが完成したと思います。
日本の昔からのお祭り行事をささやかながら施設全体で行うことで、YMCAに集う皆様に少しでも季節を感じて頂き、また楽しんで頂けたのなら、とても嬉しく思います。
今後も、また施設全体で様々な行事を行っていきたいと思っています。

大和YMCA地域包括支援センター 新倉