2017年7月19日水曜日

認知症カフェ(市場カフェ)についてご報告

今日は、第1回目認知症カフェの様子についてご紹介させて頂きたいと思います。

7月14日金曜日、深見大和地域包括支援センターでは認知症カフェを『市場カフェ』として実施致しました。
市場カフェのコンセプトは
①「食」を通じて地域の誰もが気軽にYMCAに集える場を地域とともに作る。
②認知症の方や障がい者、子育て中の方等ご本人とご家族を中心に、専門職・ボランティア・地域の皆さんが“参加”し一人ひとりにあった楽しみを見つけることが出来るような場を作る。
③認知症の方がそれぞれにあった活躍の場を作る。
という3つになります。
地域に開かれた場所になること、認知症の方だけではなく地域の誰もが集える場所となるようなカフェを目指し、このようなコンセプトになりました。

内容としては、食に関する物の販売とゆっくり過ごせるカフェを行いました。
販売ブースでは、東北物産や近隣のお豆腐屋さんの寄せ豆腐、障がい者施設麦の香のパン、近隣のグループホームで作ってくださったサーターアンダギーの販売を行いました。
また、近隣薬局の栄養士の方や職員が作ったレシピも持っていって頂けるようにしました。
カフェブースでは、冷たい麦茶と温かい緑茶、それにミニパンケーキをご用意しました。
また、オカリナ演奏者2名に来て頂き、音楽を楽しむ時間も作りました。

1時間という短い時間では有りましたが、大勢の方に来て頂き、完売したものもありました。
暑かった為かカフェも賑わっており、1時間ずっと居て過ごしてくださった方々もいらっしゃいました。
パンケーキも美味しかった、と言う声が多く聞かれました。直接、作ってくださっている方に声をかけてくださった人もいらっしゃいました。

市場カフェの後は、参加してくださったボランティアの方々と反省会兼お茶会を行いました。

色々反省点はありますが、認知症の当事者の方に販売やカフェの手伝いをしていただいたり、地域の方大勢が集って下さったりと、第1回目としては、大成功かと思っています。
次回また9月に準備会を行い、その上で11月に第2回目の市場カフェを行います。
その時にはまた、今回集まってくださった方々だけでなく、新しい仲間も増えているように頑張りたいと思います。

これからも“地域に根ざした地域包括支援センター”として、様々な取り組みを行っていきたいと思います。

深見大和地域包括支援センター 新倉