3月16日(土)13時30分~14時30分、「輪和Waコンサート87」が大和YMCA「輪和Waコンサート」実行委員会主催で実施されました。このコンサートは「障がい者の存在を知る」、「その個性を理解する」、「ともに歩もう」という3つのミッションを掲げて企画されています。
100年続けることを目標に2007年から始まり、途中コロナ禍で中断を余儀なくされましたが、今回小田急線南林間駅近くのカンバーランド長老キリスト教会高座教会のご厚意で礼拝堂を使用させていただき4年ぶり14回目の開催となりました。100年からカウントダウンをすると87回目です。
お子様から90代の高齢の方、障がいを持つ方、その方々を支える方々など、200人を超える方々が来場されました。
ソプラノ歌手の西口則子さんの透き通ったまるで天使のような歌声とパイプオルガニストの山本美津代さんによるパイプオルガンの荘厳な音色との共演で「アヴェ・マリア」や「アメイジング・グレイス」など全11曲に耳を傾けながら心洗われる貴重なひと時を堪能することができました。
そして最後にテーマソングである「見上げてごらん夜の星を」を全員で心を一つにして、合唱し合いました。
「 普段、障がいのある方と接することがあまりないのですが、音楽を聴いて声を出されている方がいて、音楽を感じておられるということがわかり、とても嬉しかったです。一緒に感動できて良かったです。」など、嬉しい感想をいただいています。
大和YMCAグループホームから参加されたの一部の利用者の皆さまも、久々の外出とコンサートの参加にいつもより表情が明るく活き活きと「楽しかったです。」と、喜んでいただきました。
コンサートを通して、高座教会のガールスカウトの皆さんのご協力をいただき、能登半島地震緊急支援募金の呼び掛けをいたしました。集まった87,112円は、能登半島地震で被害を受けた地域住民への支援活動に役立てられます。
素晴らしいコンサートが実施できたことを、ご協力いただいた全ての方々に心より感謝申し上げます。来年度はさらに素敵なコンサートを企画したいと思います。是非、ご参加ください。
大和YMCAライフサポートセンター
グループホーム 佐々木美智